珍妙なクラブ員による
珍妙な釣り日記
メンバーそれぞれの釣行の記録です。爆釣の日もあればボウズもあるでしょう。しかし、次回へ、あるいは来年への貴重な記録となることは間違いありません。
ただし、掲載までにタイムラグがあることはご承知ください。また、「釣れている場所」の最新の情報はすぐには載りません(笑)。あしからず。
2011年3月

 

 

記録者
 ひろみ
日 時
 3/6(日)
場 所
 SS港沖提
釣行者
 しげちゃん マッチョくん
釣 果
 チヌ4枚、メイタ5枚
状 況

 潮:大潮 満:AM10時 干:PM4時  天気:雨 風:南東のち北西 水温:10℃ 餌:カニ

  最初は仕事の予定だったが、急に休みになった。 しかし、兄が急遽仕事が入り行けなくなったので目的地を変更。 マッチョくんの希望で、SS港に行ってみることにした。

 到着すると、予報より早く雨が降りだし風も強い。 朝は潮が低いので、南波止に上がる。 マッチョくんが最初に外側に上がり落とし始めた。 潮の状況を聞くと、動いているが反対に流れているようだ。 嫌な予感を感じながら、まずは南側のコバに行ってみる。

  今年の1投目、底まで落とすとやっぱり潮が動いてない。 「これはダメだな〜」と思いながら、カニを軽く飛ばし誘ってみた。 すると、横風で解り難いが何かラインに違和感を感じた。 すぐに糸フケを作り待つと、少しづつ糸フケが伸びだした。 だが、少し伸びて止まってしまった。 放したか?訊くか?いや、兄がかなり喰い込むまで時間がかかると言ってたな。 ここは、チヌとの我慢比べ、ラインの糸フケを多めに出し、じっと待つ。
  風で竿が振られないように、両手でしっかり持って待つ。 すると、しばらくたって、やっとラインが伸びだし竿先を押さえだした。 竿に乗せると良くないらしいので、そのまま竿先を送り込んで合わせると掛かった。 外は犬走り、内側は作業用の鉄の塊があるので、狭いコバでのやり取り開始。 重量感があり、なかなか浮いてこない。 できるだけ左右に走らせないように、慎重に浮かせてくる。 今年の初物、ばらしたくない。 「針はずれするなよ〜」と願いながら浮かせてくるといい型だ。 何度か突っ込んだが、無事タモに。 今年の初チヌは、丸々と肥えた48cm。
  「初釣行1投目で年無し釣るかな」と、仕掛けをつくりながら冗談を言っていたが、ほんとに釣れるとは。 残念ながら年無しではなかったが、毎年初物はうれしい。

  これで、まだ初チヌを釣ってないのはマッチョくんだけ。 「先に釣って、ごめんね、ごめんね〜」と、プレッシャをかける(笑) しかし、精神的にも成長したマッチョくん、すぐに初チヌゲット!おめでとう! 外側のへチ底で、底に着いた瞬間、竿先を押さえ込んだので合わせたら掛かったらしい。 だが、針は唇の皮ギリギリだったそうだ。 やっぱり、竿にのせたり早合わせはしないほうがいいようだ。

 その後、反対のコバでメイタを追加。

 潮が上がってきたので、しげちゃんと北波止に行ってみる。 マッチョくんは、潮が下がると降りられないので、南に残る(笑)

 先週、よく当たったマッチョポイントを、しげちゃんに任せ、私はさすらう。
  まずは内側を落とすが、アタリ無し。 北側のコバを狙うが反応無い。 下げ潮が動いてはいるが、いつもの大潮の速さではない。 犬走りに上がり、外側を狙ってみる。 すると、いい方向に動いている。 この流れの時はいいので、ヘチを落とすが反応無い。 狙いを前に変え、竿1本先を潮に乗せて流していく。 すると、いきなり竿先を押さえ込む。 送る暇も無く、合わせてしまった。 一応掛かったが、やっぱり針はずれ。 しばらくして、しげちゃんが来たので、状況を聞く。 先週よかったポイントは、潮が動かずダメ。 潮が動いている前で、1枚チヌ(43cm)を釣ったそうだ。 今日は、外側の潮が動いている所がいいようなので、2人で狙う。
  竿1本先を、同じように流していると、ラインに変化があった。 今度は十分に糸フケを作り、走り出すまで待って合わせ、チヌ(40cm)ゲット! それからも、同じ狙い方でメイタを3枚追加し、しげちゃんもメイタを1枚追加する。 ところが、このポイントの流れも止まり、アタリも無くなったので南波止に戻る。

 南波止は、下げ潮になってアタリが1回あっただけらしい。

 その後、3人であちこち探るが、誰もアタリさえ無い状況が続く。

 潮もほとんど動かず、雨も風も強くなり、寒さで指が思うように動かない。

 さすがにこれでは降参するしかない。 FCCにしては珍しく?早めの3時に納竿。

 


マッチョーチヌ(46cm)

しげちゃんーチヌ(43cm)、メイタ1枚

ひろみーチヌ2枚(48、40)、メイタ4枚


今年の初チヌ おめでとうございます!

この時期の 冷たい雨降りに竿を出す・・・

すごかぁ〜〜〜 (*_*)

風邪ひかんごとね!

 

 

記録者
 深 谷
日 時
 3/20(日)
場 所
 SS港沖提
釣行者
 VIVIANさん、吉田君、しげちゃん、
  ひろみ、マッチョ君、健太君
釣 果
 チヌ(52cm・2.7kg、48、46、45cm)、
  メイタ5枚
状 況

 潮:大潮 満潮:9:40頃 水温:13℃ エサ:カニ

  このたびの東日本の大地震により被害を受けた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 こんな時に釣りが出来る環境にいることに感謝しつつ行ってきました。 予報じゃ昼から雨・・・当ることを祈って目的地へ。 ボートを用意していると・・・ポツリ 波止に上がって暫らくすると、早くも降ってきた。 その上、風も予報よりかなり強い。 今日も辛い修行になりそうだ。

 北に5人、南に私としげちゃんが渡る。 悪天候のせいか、二つの波止は貸切。 今日はヘチであたるかも。 上げ潮があまり動いてなく、アタリは無い。 そんな中、しげちゃんの竿が曲ってるのが見えた。 竿下で釣れた45cm。 今日も前なのか。 いやいや、潮が上がってくれば・・・。 しつこくヘチを探っていたら、またまたしげちゃんHIT! これまた前でのメイタでした。 それでも意地でヘチ狙い。 しか〜し、コツンともあたらん。(>_<) 下げ潮に期待したが・・・ヘチは勿論、前もあたらない。
  隣の波止では、ひろみがストリンガーを下げてるのが見えた。 そこで電話して状況を聞いてみる。 ひろみのはヘチで喰ってきた48cm。 他はVIVIANさんがメイタを2枚。 向こうも良くないようだ。

 ここでひろみのコーヒーをしげちゃんの竿ケースに入れていたので、それを届けに私だけ北に行く。

  行った序でにちょこっと竿だし。 アタリが無いので、皆休憩している。 犬走りに上がり、こっちでもヘチ狙い。 少しだが、潮が動いている。 ちょっとだけ期待し、いつものマイポイントへ。(笑)
  底まで落とすと・・・モゾッ・・・コン・・・あたった! そのまま待つと、少し押えて動かない。 もう少し走るまで待ちたいが、貴重なアタリで我慢出来ずに・・・オリャ〜!・・・のった〜! あわせたものの動かない・・・???・・・少しあおると・・・動き出した。 このパターンはデカイかも。 あまり引かないが、底付近をウロウロ。 そこで強引に浮かせにかかると、すんなり浮いてきた・・・良型だ! しかし、ここで釣られたことにやっと気づいたか(笑)、突っ込み始めた。 ここは無理せず慎重に遣り取り。 強風でタモ入れに苦労しながらも、無事GET! 余裕のタモ枠サイズで体高も厚みもある厳つい顔のチヌ。 直ぐに検量、52cmで2.7kgもある今年の初年無しでした。\(^o^)/

 これには休憩していた皆も目が点。 さっきまで入れ替わり探っていて、釣れたのはメイタだけだったのに。 これもひろみが寒かろうとコーヒーを持ってきてやったご褒美かな。(笑)

 ちょっとだけ竿を出し戻るつもりだったが、もう少しだけ。 今度は前を探ってみる。 横風が強く、沖に投げても手前に寄って竿下が限界か。 すると、ココンときたが、エサだけ取られた。 直ぐにカニを付け替え、前に打つ。 すると、コンときたのですかさずラインを緩めると・・・ス〜ッと入りだした。 今度のは小気味良い引きだが、ちょっと小さい。 ここで私の下で休んでいたVIVIANさんと吉田君に寝てる場合じゃないですよ〜って上から声をかける。 お二人さんは前日SDOTで連荘なので、かなりお疲れモードのようです。 そして、上がってきたのはやっぱりメイタ。 それでもこの状況だと嬉しい一枚だ。(^_^)v

 これに刺激を受けたのか、休んでいた皆も釣り再開。 隣の波止のしげちゃんも迎えに行き、7人全員でこっちで最後まで釣ることにした。

 風は益々強くなり、雨もず〜っと降りっぱなしで、合羽の中まで染み込んでパンツまで濡れてきた。 それでも気温があまり低くないので、我慢できる状況なので皆頑張っている・・・みんな修行が好きなようで〜す。(笑)

 内側は良い感じで潮は流れているが、アタリは全くでない。 外側はほとんど潮は動かず、高さもあり風が強いのでかなり釣り辛い。 この状況ではさすがに戦意喪失か、皆休む割合が増してきた。 唯一雨風が凌げる大きなブロックの影で、入れ替わりに休む。 私は唯一アタリがある外側の前にポイントを絞り探っていく。 本来なら5m、10m、15mとだんだん沖を探るのだが、今日は無理。 探れるのはせいぜい3m前くらいまで。 それでも集中して探っていると・・・久しぶりのアタリだ。 しかし、せっかくアタリが出ても、直ぐに風でラインが引っ張られて、違和感を感じるのか放してしまう。(>_<) こういうのが二度あり、魚がいるのは間違いないが・・・どうしよう。
  それでも諦めずやっていると、後ろで何やら視線を感じ振り返ると、そこにはマッチョ君。 この状況で私がどんな釣り方をしてるのか、竿も持たずに観察してたようだ・・・研究熱心なマッチョ君だ。 そんな彼のためにも、何とか一枚と集中力を増していく。 どんな状況でも、集中して続けているとその状態に慣れてくる。 最初は分からなかったアタリも、少しは分かるようになってくる。
  そして、遂にその時が。 7〜8m前に打ち込み、直ぐに竿を下げ、かがんでぶれない様に両手でしっかり竿を持つ。 それでも風で押され、2〜3mまでしか探れない。 それでも風で膨らんだラインと竿先に集中する。 するとラインがプルンと揺れ、竿先がホワンホワンと揺れた。 ここは迷わず思い切りあわすと・・・のった〜! 早合わせだったので、外れるなよと祈りながら浮かせてくると、チヌだ。 干潮間際でかなり潮が引いていて、7mのタモでも届くか心配。 そこで横で見ていたマッチョ君にタモを渡し掬ってもらう。 ところが強風でタモも真っ直ぐ下ろせず、僅かに届かない。 何度かチャレンジしたがダメなので、コバまで引っ張って行き、下にいるひろみに掬ってもらうことにした。 どうにか外れずにコバまで行き、無事ひろみのタモへ。 根性と忍耐でGETしたチヌは46cm・・・これまた嬉しい一枚でした。(^_^)v
  マッチョ君、何か参考になったかな?

 これを最後に、VIVIANさんからギブアップ宣言が出て終了。(笑)

 今日は20代の若者二人は0枚。40代はひろみがチヌ1枚。 そして、50代のおじさんはVIVIANさんがメイタ3枚、しげちゃんがメイタ1枚、チヌ1枚、私がメイタ1枚、チヌ2枚。 今日の厳しい状況では、長年修行を続けてきたおじさん達に分があったようです。

  今回、こんなサバイバルな釣りが初めてだった吉田君、次回はもうちょっと体を鍛えてから行きましょう。(笑)

 


vivianさん メイタ3枚

しげちゃん  45cm、メイタ1枚


52cm 2.7kg


ひろみ 48cm

52cm、46cm、メイタ1枚。

 

記録者
 深 谷
日 時
  3/27(日)
場 所
 Kの波止&Kの沖波止
釣行者
 しげちゃん、マッチョ君
釣 果
 チヌ(50.5cm・2kg、43cm)、メイタ2枚
状 況

 潮:小潮 満潮:8:30頃 水温:13℃ エサ:カニ、モエビ

  今回は新規の波止を2ヶ所廻る事にした。 波止までの距離があるので、久しぶりに9.9馬力の登場だ。 少しウネリと風があるが、問題は無さそうだ。

 最初の波止はケーソンとテトラが半分づつでへの字になっている。 波止に近づくと、テトラが角でケーソンは低い犬走りがある直立のようだ。 波止の上がると、一通り見て廻る。 水は澄んでいて底まで見えている・・・ケーソン部分は厳しいかも。 しげちゃんと話しながら仕掛を作っていると、マッチョ君はすでに釣っている・・・はやっ! 水深は思いのほか浅く、突端で5m程でテトラとの継目辺りはさらに浅い。 少しだけ探り、ここは二人に任せ、私はテトラへ行く。

 角テトラは整然と積んであると水平部が無く釣りにならないが、ここはバラバラなのでやれそうだ。
  潮が低いので、出来るだけ下まで降り足場の良い所で竿を出す。 ここでは魚を掛けた後の移動は困難なので、踏ん張れる所で強引にやるためだ。
  いつもなら最初は際か穴から探るが、潮が澄んで浅いのでちょっと前からやってみる。 沈みテトラの陰を中心に狙ってみる。 すると、アタリが直ぐに出た。 少し沖目に投げ、カーブフォールで狙うと・・・テトラの陰でコン・・・そして直ぐに押さえ込む。 しっかりあわせ、両手で強引に竿を起こす。 小気味良い引きだが、小さい・・・メイタのようだ。 それでもテトラなので、丁寧にタモで掬う・・・32cmでした。(^_^)v これでボーズだけは免れた。(笑)

 一応、ストリンガーに下げる為ケーソンに戻り、ついでに朝飯にする。 角テトラは年無しの私には休みながらじゃないと、ちとキツイ。(笑) そこで暫らくケーソンを探ったが・・・全くアタリは無し。 そこで今度はテトラを腰を据えて探ることにした。
  際、穴、前と探ってみるが、アタリは無い。 テトラの付け根近くに来た時、沖の沈みを狙う為に前に打ったラインがス〜ッと引き込まれた。 アタリだ〜! 思い切りあわすと、のった〜! ここでも両手でしっかり耐え、隙を見てリールを巻く・・・今度のはチヌか? 暫らくして浮いたのは、チヌだ。 無事タモに入ったが、ここからが大変。 タモに入ったチヌと竿を持ち、ケーソンまで戻る・・・角はほんとに動き辛い。(^_^;) 今度のは緑がかった綺麗なチヌ(43cm)でした。(^_^)v

 そして、暫らくケーソンで休憩。(笑)

 その間、入れ替わりにしげちゃんとマッチョ君がテトラにに入る。 すると、しげちゃんがタモに何か入れて戻ってきた。 見に行くと、メイタ。 これであとはマッチョ君。 巨漢のマッチョ君、動き難い角テトラを根性で探っていたが・・・。 その後は、見えチヌはいたが全く反応は無い 昼飯を食べ、少し離れた切れ波止へ移動することいした。

 今度の所はパイルケーソン。 しかも足場がすべて斜め・・・今日はまともな所が無い。(笑)
  波止に上がり、最初は水深を見る為底まで落とす。 5m・・・10m・・・15m・・・18mで止まる。 これだけ水深があると、いろいろ期待してしまう。 しかし、誰もアタリが無い。 そこでオーバーハングの奥にあるパイル狙いにする。 すると、6〜7mで止まる。 ん?パイルにカニがしがみ付いたか? 余分なラインを巻き取り、直ぐにキクと・・・コン・・・おっ、アタリだ。 そのまま待つと、ゆっくり入りだした。 竿にしっかりのったところで、思い切りあわすと・・・のった〜! パイルに潜られないように、直ぐにラインを巻くが、奴は猛然と突っ込みだす。 アタリの出方が、去年のスズキと似てたので、今年の初物を期待する。 足場が斜めなので、膝を突き必死の遣り取りで浮いてきたのは、良型のチヌ。 ちょっとがっかりしたが、タモへ。 これが今年2枚目の年無し(50.5cm・2kg)でした。\(^o^)/

  その後、期待に反しアタリは出ない。 あまりのアタリの無さに、30cmほどの波止の隙間に落してみる。 すると、18mの底でホワンと揺れたが・・・それっきり・・・??? 上げて見ると、カニの甲羅にひびが入っている・・・やっぱり、アタリだった。 直ぐに同じ所に落すと・・・今度はグ〜ッと押さえ込んだ。 しかし、狭い隙間であわせが弱かったか、すぐに外れてしまった。
  これを最後にアタリは無くなり、最初の波止に戻る。
  そして、最後の悪あがきをしたがダメで、納竿。

 今日は潮が小さかったので、もう一度良い潮で来てやってみたい所でした。

 護岸に戻り、ボートを片付けていると地元の方がホースを出している。 ここで何かやるのかと思っていたら、私達に向かって「これ、使っていいよ」 なんと、ボートを洗おうとしていたのを見て、わざわざ出してくれたものだった。
  長いことあちこちの漁港でボートを出してきましたが、こんなことは初めてでちょっとビックリでした。 せっかくの御好意なので、気持ちよく受け、片付けも短時間で終わりました。 その後、この辺りの状況やこれからの釣り物などを教えて頂きました。 最後に、また来た時はホースを使っていいよってまで言ってもらいました。

 今日はチヌが釣れたことより、地元の方の親切がとても嬉しかった一日になりました。
  ほんと、ありがとうございました。

 



 

 

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